今回は、操作パネルのニッチがある細長い壁面へ、エコカラット(パールマスクⅡ)を貼ったDIYをご紹介します。
- エコカラットDIYビフォーアフター
- 貼る前の準備と使った道具
- エコカラットDIYの経過
- パールマスクⅡの特徴
- パールマスクⅡを実際に貼って気づいたこと・反省点
上記について、感想など写真多めに分かりやすくまとめました。

クー
エコカラットDIYに参考にしてね!
タップできる目次
エコカラットDIYビフォーアフター
まずは、ニッチ壁にエコカラット(パールマスクⅡ)を貼ったビフォーアフター写真をごらんください。

操作パネルは毎日家族が触るので、ニッチまわりの壁紙が子どもの手あかでかなり汚れていました。
(背が低いのでニッチ下部や左壁をつかんで操作するのが原因)

エコカラットを貼ったことで、手あかで汚れた壁が隠れ、清潔感が出て明るくなりました。

みずー
それでは、ビフォーからアフターまでの工程を紹介していきます。
エコカラット施工前の準備

エコカラットを貼る前には、いろいろ準備が必要です。
1.エコカラットを選ぶ
2.エコカラットの割り付け計画を立てる
3.材料の購入・調達
1.エコカラットの選定
まずは、エコカラットの選定ですが、かなり悩みました。
というのも、今回貼る位置は、前に貼ったキッチンカウンターのすぐ隣なので、どちらも同時に目に入る場所です。

みずー
同じエコカラットも考えましたが、それだとおもしろくない…
いろいろ考えた結果、次の条件でエコカラットを選ぶことにしました。
- 色の系統は同じにして、キッチンカウンター部分と違うエコカラット
- 施工部分が狭いので、サイズが大きいエコカラットは除く
そして決定したのが、パールマスクⅡ(パールホワイト)です。

パールマスクⅡは、狭い面積に貼っても存在感のあるエコカラットです。

クー
エコカラットをできるだけ安く購入する方法もまとめてるので、そちらも見てみてね!
2.エコカラットの割り付け計画
エコカラットはパールマスクⅡ(パールホワイト)に決定したので、次に割り付け計画を立てます。
今回貼る場所は、平面ではなく操作パネルのニッチがある細い壁です。

壁の一番目立つ部分にニッチがあるので、このニッチを中心に割り付けを考えました。
まずエコカラットを貼る起点を決めますが、奇跡的にニッチの左部分の幅が、パールマスクの1マスの幅とぴったり一致!

エコカラットを貼る起点は、ニッチの左下にすることにしました。

そして起点から割り付けをシミュレーションしたところ、ニッチ下から巾木までのサイズもぴったり一致することがわかりました!

さすがに右端と天上部分はピッタリというわけにはいかないですが、カット調整は最小限でいけそうです。
3.材料の調達・購入

割り付け計画まで済んだら、エコカラット(パールマスクⅡ)と必要な道具をそろえます。

使った道具については、後で全てまとめていますので、詳しくはそちらをごらんください。
今回貼ったパールマスクⅡ(エコカラット)の特徴

パールマスクⅡは、その名の通りキラキラしたパールのような光沢があるエコカラットです。

厚みの異なる60.6㎜四方のエコカラットが、5×5=25枚ネット張りされていて、異なる凹凸模様が陰影を生み出しています。


クー
キラキラ加工はとても控えめ!
厚みの薄いエコカラットのみに加工されていて、上品な輝きだよ。
パールマスクⅡは、狭い面積の施工箇所でも、しっかり存在感を出せるエコカラットです。
パールマスクⅡを貼る
割り付け計画も立て、エコカラットや他の道具も全て揃えたら、エコカラットを貼っていきます。
まずは、エコカラットを貼る壁のまわりを養生していきます。

面倒ですが、養生を怠ると接着剤がはみ出たりついたりして仕上がりが汚くなってしまうので、丁寧にやっていきます。
養生が終わったら、パールマスクⅡを割り付け計画で決めた起点から貼っていきます。

レーザー墨出し器で水平をキッチリ取りながら、カット調節せずに貼れる場所からどんどん貼っていきます。
今回のニッチ壁も、エコカラットをカットする部分がありますが、エコカラットのサイズが小さいためカットする数量が多くなり、けっこう大変でした。

みずー
特に、細くカットするのが思っていた以上に難しかったです。

カットする個数が多く、時間はそれなりにかかりましたが、無事完成しました!
パールマスクⅡ施工での反省点・気づいたこと

今回、失敗という失敗はなかったのですが、パールマスクⅡのカット加工で気づいたことが2つあります。
- 厚みが違うエコカラットが組み合わさっているため、厚い方の断面が見えてしまう
- エコカラットができるだけ大きくなるようにカットした方が見栄えが良い

クー
順番に解説していくよ!
パールマスクⅡをカットする場合は厚みの違いに注意する
パールマスクⅡをカット後、実際に貼り付けてみて気づいたことです。
パールマスクⅡは、厚みの違うエコカラットを組み合わせているので、厚い方のエコカラットの断面が見えてしまうんです。

初めはこのことに気付かず施工していましたが、気づいてからは薄い方のエコカラットのみをカットすることで断面が見えないようにしました。

結果、断面は見えなくなりましたが、端のラインだけ凹凸がないので若干違和感があります。
対策として、断面をカラットコークなどでカバーすれば、厚みが異なる場合でも違和感なくできるかもしれません。
カットする際はエコカラットがより大きくなるように配置する
これも実際に貼ってみて気づいたのですが、エコカラットは小さいピースが並ぶとあまり見栄えがよくありません。

今回は、ニッチ位置の関係上どうしようもありませんでした。
通常エコカラットをカットする場合は、できるだけ小さくならないように配置したほうが仕上がりの見た目が良くなります。


クー
エコカラットの配置で仕上がりの印象が変わるよ!
エコカラット施工で使った道具まとめ

今回貼ったエコカラットは、パールマスクⅡ(パールホワイト)です。

クー
その他、使った道具は以下のとおり!
道具 | 説明 |
---|---|
![]() | スーパーエコぬーるG エコカラットの専用接着剤です。 ※使用期限は1年 ※1㎏、5㎏、20㎏のラインナップ |
![]() | くし目ヘラ 2本あればヘラについた接着剤をこそげ落としたりできて便利です。 LIXILエコカラット用のものは大きくて値段も高いので他のものを買いました。⇒マルチプルヘラ、巾木ヘラ |
![]() | 鏝台 買うとそれなりの値段がするので、わが家は板で代用してます。 マスキングテープを巻いて使えば剥がすだけでキレイになるのでおすすめです。 直接ヘラに接着剤を取って塗るなら無くてもいけますが、あればヘラの置き場になったり何かと便利に使えます。 |
![]() | マスキングテープ 養生に必須です。 |
![]() | マスカー 床面の養生に。 ビニールシートがついてるので床に接着剤が落ちても安心です。 |
![]() | 定規 ※カッターの刃をあてて使える金物が良い |
![]() | メジャー 貼る面の寸法を測ったり割り付け時に活躍します。 |
![]() | 水平器もしくはレーザー墨出し器 無くても貼れますが、場合によっては歪んでしまうことも。 確実にキレイに貼りたいなら非常に便利です。 |
![]() | エレベータ三脚 レーザー墨出し器を使うなら、必須のエレベータ三脚。 これがないと高さ調節が困難です。使えばわかります。 |
![]() | ロータリーカッター(カッターナイフ) 普通のカッターナイフでも大丈夫です。 ※エコカラットをカットしない場合は不要 |
![]() | 安全刃折器 ポキ カッターナイフの刃が安全に折れて、いっぱいになったらケースごと捨てられる便利グッズです。 |
![]() | ドレッサー(やすり) エコカラットをカットした面を滑らかに整えます。 やすりがけナシだと出来ばえがダダ下がりするので必須です。 ※カットしない場合は不要 |
![]() | ゴム手袋 素手でやすりがけした際、力を入れるせいか押さえる手の指がエコカラットで擦れてヒリヒリ痛い思いをしました。 汚れやケガ防止に。 繊細な作業がしやすいピッタリ薄手のものがおすすめです。 |
![]() | ぞうきん はみ出したエコぬーるや汚れた手を拭きます。 ウェットティッシュでも代用できます。 |
パールマスクⅡは狭い場所にぴったりのエコカラット

今回は、操作パネルニッチのある細長い壁面にパールマスクⅡを貼りました。
パールマスクⅡは、小さい厚みの違うピースが組み合わさったエコカラットで、パール加工と模様の効果もあり、存在感があります。
存在感があるので、狭い場所への施工に向いていると思います。

クー
広い場所にももちろん合うよ!
厚みの違うエコカラットならではの気づきもあり、勉強になりました。
パールマスクⅡは、玄関ホールの壁にも施工したので、次はそちらも記事にまとめます。

みずー
エコカラットは、壁面に変化をつけたい、高級感を出したい時にピッタリ!
調湿効果や消臭効果もあるのでおすすめです。